自転車保険の選び方

自転車保険は、加害者になったときに備える「賠償責任保険」と、
自分自身のケガのための「傷害保険」がセット
になった保険です。

三井住友海上などの大手損保会社に加えて、日本交通管理技術協会(TSマーク)、
JCA日本サイクリング協会といった関連団体でも契約することができます。

また、ドコモやau、ソフトバンクといった大手通信キャリア、
クレジットカード会社、共済、セブンイレブン、Yahoo!などでも取り扱っています。

ちなみに、損保会社以外は窓口として保険を販売している会社なので、
最終的には大手の損保会社が引き受ける形式になっています。

たとえば、 三井住友VISAカードのポケット保険は三井住友海上火災保険、
ドコモは東京海上日動火災保険、ソフトバンクは損保ジャパン日本興亜が引き受けています。

その影響で、補償内容は数~十数パターン程度に集約されますが、
毎月の掛け金、補償金額、示談代行交渉サービスが選ぶときのポイントになります。

賠償責任保険(日常生活賠償特約)

賠償責任保険は事故を起こして相手から損害賠償を請求されたときに、
その賠償金を補償してくれる保険になります。

自動車保険や自転車保険、火災保険などの特約として加入することが多く、
重複して加入しても保険金が合算されない点に注意が必要です。
(1,000万円と1億円の2つに加入しても1億円が上限になります)

自転車同士で衝突したときや歩行者とぶつかったときに加えて、
買い物中にモノを壊したときなど日常生活における賠償責任も対象になります。

また、契約者本人に加えて、配偶者や子供、同居の家族も原則として補償対象です。
(別途、家族プランなどに加入する必要はありません)

ただし、故意による損害をはじめ、借りたり預かったモノの損害、
同居する家族に対する損害、プライバシー侵害や名誉棄損などは補償外です。

保険金は100万円から3億円、無制限まで幅広いですが、
自転車事故で9,500万円を超える賠償命令(2013年・神戸地裁)が出ていることから、
最低でも1億円、できれば2億円以上にしておきたいところです。

示談代行交渉サービス

示談代行交渉サービスは賠償責任保険に付帯するサービスで、
契約者に代わって保険会社が示談交渉してくれます。

サービスが付いてない自転車保険や日常生活賠償特約もありますが、
有無にかかわらず毎月の掛け金に大きな違いはありません。

事故の当事者同士で交渉するのは難しく精神的な負担も大きいので、
特別な理由がない限り示談代行サービスが付いた保険を選びましょう。

なお、代行サービスは原則として日本国内(海外は対象外)のみが対象で、
賠償相手が同意しないときは示談交渉を代行できないようです。

また、保険金100万円に対して1億円の賠償請求のように、
保険金額を明らかに超える場合においても代行サービスの対象外になります。

この点からみても保険金額はできるだけ大きくしたほうが安心です。

傷害保険

すでに生命保険や傷害保険に加入している場合は、
新しく自転車保険に加入すると入院や通院の補償が重複することになります。

そのため、まずは加入済み保険を確認しておきたいところです。

もし加入済みであれば 賠償責任保険のみに加入する ことで、
重複を避けて毎月の掛け金を減らすことができます。

反対に未加入であれば自転車保険の中から、
死亡保険金や入院や通院時の日額保険金を検討することになります。

通常、自転車保険の傷害保険は契約者本人のみが補償対象なので、
家族も対象にするためには夫婦型や家族プランに加入する必要があります。


一般的に、健康保険で3割負担、さらに高額療養費制度による払い戻しもあるため、
医療費の自己負担分、差額ベッド代、食事代、交通費に備えることになります。

病院によっては1人部屋になると日額1万円を超えることもありますが、
平均差額ベッド代5,828円、 食事代360円(2018年4月1日から460円)なので、
やはり自己負担の大きい差額ベッド代に備えておきたいところです。

また、病院までの距離や交通手段にもよりますが、
通院するとき交通費についても考慮しておく必要があります。

すべての自己負担分を保険で補償しようとすると掛け金が高くなりますが、
十分な貯金があるなら補償を減らして掛け金を節約することもできます。

選ぶときのポイント

以上をふまえて、自転車保険を選んだり比較するときにポイントをまとめてみました。

  • 賠償責任保険の補償金額が1億円、もしくはそれ以上あるか
  • 示談交渉代行サービスが付いているか
  • 入院、通院時の補償が自分にあっているか
  • 毎月の掛け金が高すぎないか

自分自身のケガにもある程度備えておきたいところですが、
賠償金を補償してくれる賠償責任保険と示談代行サービスが重要になってきます。

選び方のまとめ

まずは、加入している傷害保険や生命保険、賠償責任保険を確認します。

傷害保険や生命保険に加入済みなら個人賠償責任保険を、
未加入なら 自転車保険の中から比較検討します。

賠償責任保険は1億円以上、示談交渉代行サービスの有無を確認し、
もし不足しているようなら切り替えを含めて検討します。

最後に、入院・通院時の補償をどれくらいにするのか検討し、
毎月の掛け金が高くなりすぎないように保険を選びます。

三井住友VISAカードの ポケット保険(自由設計コース) なら、
ネット上で補償内容や掛け金をシミュレーションできるので、
毎月の掛け金がどれくらいになるが試してみるのも。
(「保険料を試算する」ボタンを押して「自由設計コース」をクリック)

ポケット保険

ポケット保険は三井住友VISAカード会員限定サービスで、
ネット上で保険の加入から確認、照会、変更、解約まで手続きできます。

さらに、賠償責任や入院、通院などの補償内容とその金額を自由に変更可能で、
自分にあった保険をその場でカンタンに作ることができます。

会員サービスのためクレジットカードを作る必要がありますが、
年会費無料の エブリプラスカード なら自己負担ゼロなので安心です。

ポケット保険の加入手順はコチラを参照

WEBサイトで申し込みから解約まですべて完結する手軽さに加えて、
ほかの保険と比べて毎月の掛け金も手頃なのでおすすめです。

自転車保険のおすすめ記事